≪理念≫
私たちは、一人ひとりの意思決定を基本とし、人命とその暮らしを尊重する活動をします。判断力に不安があっても、誰もが人生の主体者として地域で共に暮らすためにあらゆる権利を守る提案と実践に専門性を持って取り組みます。
≪活動方針≫
- 個々の意思決定を限りなく尊重し、尊厳ある生き方を支援するため、相談には総合的に対応します。本人ひとりで問題解決が難しい場合は、わかりやすく情報提供し、共に様々な解決方法を検討します。本人らしく生活するため、後見制度の利用が必要な場合は、後見の実務も行います。《総合相談・生活支援機能》
- 多様なネットワークを持ち、相談に応じて連携し、問題解決します。《ネットワーク機能》
- 各一次相談機関との連携を図り、権利擁護支援を基軸とした総合相談を受けます。依頼を受けて、問題解決のため助言等を行います。《スーパーバイズ機能》
- 福祉サービスの現場において、事件・事故を防止するだけでなく、より良くサービス提供を目指せるように、福祉サービス倫理と事業者及び職員の行動規範策定に関わり、権利侵害の予防、早期発見、問題解決及び良質の福祉サービスを提案します。(この倫理と規範を「福祉コンプライアンスルール」といいます)《権利侵害予防機能》
- 地域で主体的に暮らし続けるための協働のあり方を提案し、地域づくりを推進します。《地域福祉機能》
- 自分自身の置かれている状況を適切に判断できず、その結果、本人の生命・身体に重大な危険が及ぶおそれがある場合には市町村への通報を行います。市町村の介入に至らず、問題解決ができない場合は、生命維持や生活継続の視点を持ってアセスメントを行い、関係機関と共に問題解決に向けた緊急介入を行います。《オンブズマン機能》
≪行動規範≫
- 役割・立場をわきまえて行動します。
- 目的を明確にし、正当性を持って行動します。
- 法令を遵守して行動します。
- 手続きのルールに基づいて行動します。
- 客観性と判断の根拠を持って行動します。
- 行動に対する振り返りをします。