令和6年度権利擁護講演会 「ACP 人生会議」

 命の危険が迫った状態になると、約70%の方が、医療やケアなどを自分で決めたり望みを人に伝えたりすることができなくなると言われています。自分が希望する医療やケアを受けるために、今はまだと思っている今から、周囲の信頼できる人にあなたの思いを伝えておくことが大切です。今回の権利擁護講演会では、新潟県臓器移植コーディネーターとして長年従事されてきた「秋山政人」氏に「ACP 人生会議」についてのお話を伺います。           恒例の、北信地域障がい福祉自立支援協議会 権利擁護部会の皆様による寸劇もお楽しみに!令和6年10月17日(木)13:30~中野市市民会館ソソラホールにて

 講演会報告

 去る10月17日、令和6年度権利擁護講演会 「ACP人生会議」が新装なった中野市市民会館ソソラホールにて開催されました。新潟県で臓器移植コーディネーターとして長年活躍されてきた秋山政人氏をお迎えし、臓器提供という通常とは違った角度からのACPについてのお話をしていただきました。臓器移植は移植を受ける患者のためだけではなく、提供する側のご本人、ご家族のケアにも通じるものであること。また、支援の立場からも提供者の人生最後の選択をいかに尊重することができるかという課題に向かい合うことのできる講演でした。誰もが必ず迎える「最期の時」あるいは「最愛の人との別離」に臨んだとき、そこにどういう形でスポットライトを当てることができるでしょう。私たち支援者が今からできること、それがACP会議だと教えていただきました。

恒例の 北信地域障がい福祉自立支援協議会 権利擁護部会の皆様による寸劇も披露していただきました。新作書下ろしの脚本!ミュージカル風の演技!たくさんの気づきが盛り込まれた熱演に大盛り上がりでした。

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